毎月毎月、コラムが遅くなってすみません。
1ヶ月があっという間に過ぎてしまいますが、その早さが毎月速くなります。

今月もスピッカートの説明の追加です。
先月の最後に書いた、腕全体を振るイメージは、まず肩から腕を真っ直ぐに下にだらっと下げ、次に腕全体をブルブルさせる感じに似ています。腕全体がこんにゃくみたいに、グニャグニャブルブル動きますよね。
その動きの感じで、スピッカートをしてみてください。ようするに、二の腕を動かしたいのです。
ひじから手先だけではなくて腕全体、二の腕にも参加させたいのです。

 もうひとつ、注意したい点がスピッカートにはあります。
それは、弓を持つ力加減です。
スピッカートは弦上に弓が停止しているところから始まります。決して空中からぶつけて飛ぶのでは有りません。
スピッカートの時、「腕をぶらぶらにしてください。」と言うと、まず弓を持つ力も緩んでしまい、先月にも書きましたが、くすり指が自分の仕事をしなくなり、弓の面が決まらなくなります。
かといって、弓をしっかり持ちすぎると、こんどは空中に跳ね過ぎて、弓が駒の方へ跳んでいってしまう事さえもあります。意外に弓を持つ力加減が難しいかもしれません。
これには、次の練習をおすすめします。
まず、弓を弦の上に停止させて、4、5回スッピカートの運動をしてみます。そして、パッと運動をやめてみます。
次の瞬間、ピタリと弓が弦上に停止すれば、全体がうまくいっている証拠です。試して下さい。

どうしてもスピッカートが出来ない方の為に、来月スピッカート必殺飛び体験≠書きます。

Yoshihiro Yamazaki
2003.10.4.