Aポジション移動のスピードは水滴が落ちる速さと同じです。

きれいな水が葉っぱの先にたまって、やがて水滴が大きく膨らんで、ポタッと落ちるイメージです。
あの何の力みもないスピードが理想なのです。
水滴が落ちる途中は、実際には見えていますが気になりません。
そのスピードより遅く移動すると、途中の音が聞こえグリッサンドが聞こえてしまいますし、早すぎても、到達した音程で衝撃音が出てしまいます。

それから、音程が上がるポジション移動は、引力に引っ張られてわりにスムーズに移動しやすいのですが、音程が下がるポジション移動は引力に逆らうので、イメージしにくいかもしれませんが、上行きも下行きもまったく同じなので、繰り返し練習して体で覚えてください。

この場合もひじを有効に使ってください。
以上の事は基本なので実際に曲を弾く場合、演奏上のニュアンス、音楽の表現、ビブラートなどの色々な条件で変化するのはもちろんです。
Yoshihiro Yamazaki
2007.4.7.