左手の話になったとたん、ガクッとベースがおちました。スミマセン…
右手の話を書こう!という思いがつのりにつのって、このコラムを書き始めたのですが、左手の話になってから、どういう順で書いたらいいのか迷っていました。
迷っていてもしょうがないから、話がだぶったり前後するかもしれませんが、ぼちぼち書いていきます。
気長に待っていて下さい。

3月に拡張についてのコラム“ 40. 拡張について思うA ”を書いたのですが、次に日頃レッスンをしていて基本的な事で、とても気になる事は、ポジション移動についてです。

ポジション移動は、チェロを弾く上でさけて通れない事ですが、案外基本を知らない人が多いのです。
チェロを弾くという作業は、人間が頭とハート、そして体を使う作業で単純にポジション移動だけを考えれば、ほぼスポーツなのです。
左腕をどのように使えば、より合理的にかつ自然に動くか考えなければなりません。
その意味では、右手にも共通した動きがあります。
コラム “17.ボーイングのメカニズムE”“18.ボーイングのメカニズムF” の移弦の所です。
弦を移ろうとしたら、まずひじが最初に動き始め、その動きが腕を少しずつ変化させ、目的の弦に弓をゆっくりスムーズに運ぶと言うのが基本でした。
つまり、右腕全体で移弦という作業をする事が重要なのです。
そういう意味では、左手のポジション移動も全く同じ事が言えます。
左手全体で、たとえ1stポジションから2ndポジションに移動する場合でも、腕全体を使います。
1stポジションと2ndポジションでは、ひじの位置が違うからなのです。
どうしたらよいか、来月はまじめにコラムを書きます。
お待ちください。

Yoshihiro Yamazaki
2005.10.8.