せっかちですね。この時の注意は集まった若い指達は弦を離れない、という事です。若い指番号 (この場合は1の指) は、次の瞬間すべての大きい指番号を押しのけて、4th ポジションのミの位置に行かなければならないのであせっているのです。
このせっかちな動きがこのポジション移動のキーワードです。【49. ポジション移動の原則③】のとおり、1は無事 4th ポジション移動しました。もちろんこの時のイメージは葉っぱの先にたまったきれいな雫がポタッと落ちるイメージです。
4th ポジションに移動してからはファ→2、ソ→4、ファ→2、ミ→1となり、いよいよ 4th ポジションから 1st ポジションです。
いよいよ、行きはよいよい帰りはこわいが待っています。