タイトルの付け方に迷ったのですが、意味がお分かりでしょうか?
要するに、音程が上がる時、例えば1から2とか、3から4とか、2から3とか4とか、指番号が増え、下がる時に指番号が減る移動の事です。

この場合を説明しましょう。
実は、この辺の説明を長い間考えていて、たいした公式も見つけられないまま月日が経ってしまったのですが…
2つのパターンがあります。

1つは空中を飛んで移動するパターンです。
指番号が増える訳ですから、これから押えなければいけない指は当然空中にある訳で、ポジション移動の3原則、1、2、3を使って空中を飛んで目標のポジションにピンポイントに到達するのです。
近くで指を伸ばしてしまえば届くような所は伸ばして音程を取りにいっても結構です。いわば空中戦です。

もう1つは、空中にある指を目標の近くで接弦し、滑り込ませるようなとり方をする場合もあります。
これは主に、ゆっくりしたメロディックな曲を弾いている時などに多用します。
感情の表現やニュアンスが伝え易くなるからです。いわば地上戦です。(弦上戦かな?)

空中戦は上行きでも下行きでも、同じ感覚で移動しますが、地上戦は上行きでは良く使いますが、下行きではあまり使いません。
多用すると、音楽の品格が落ちる感じがします。

Yoshihiro Yamazaki
2007.10.15.